今日は特殊な症例の紹介をしたいと思います。

 

35歳女性の方で10年前に他院でシリコンバックを挿入したそうです。

 

術直後から形がいびつで、しこりも出来たがそのままにして様子を見ていたとの事でした。

 

豊胸 シリコンバッグ 拘縮 破損 画像豊胸手術 バッグ除去 破損 石灰化 画像

 

両胸の下方に卵大のしこりが出来ていました。

 

通常、シリコンバック挿入の後にこのようなしこりが出来ることはないので、術前からこのしこりの原因は何なのかとかなり考えました。

 

シリコンバック抜去の手術を始めたところ、バックと同時に大量の血腫が摘出され、このしこりも長年の血腫が固まってできていたものでした。

 

取れたシリコンバックと摘出した血腫の一部です。

豊胸手術 バッグ除去 しこり除去 画像

 

長年シリコンバックと同時に血腫がたまっていたため、カプセル拘縮がかなりすすんでおり、取り出した後はバストの変形が強く出ていました。

 

バックを取り出した状態

豊胸手術 バッグ除去 画像

 

左側の凹みが強かったため、より自然なバストの状態になるようにコンデンスリッチ豊胸を行いました。

 

1週間後です。

豊胸 バッグ除去 脂肪注入 画像豊胸手術 バッグ除去 脂肪注入 画像

 

改めて

術前                    1週間後

豊胸 シリコンバッグ 拘縮 破損 画像豊胸 バッグ除去 脂肪注入 画像

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まだ1週間ですので内出血もむくみもある状態ですが、かなり自然な状態になりました。

 

本人にもとても喜んでもらえてよかったです。

 

シリコンバックで悩んでいる方は受診が遅くなってしまう傾向がありますが、悩んでいても状態は悪化する一方ですので、是非勇気を出して相談にいらしてみてください。