大きな台風が九州に上陸しました。

 

このため予約変更が多く、本日の診察はゆったりしています。

 

さて、毎回のようですが当院にはシリコンバックのトラブルで来院される方が非常に多いです。

 

そのため自然に症例数も多くなり、ほぼすべてのトラブルケースを経験したと思います。

 

中でも稀にあるのが、硬くなったバストを自分でマッサージし続けて痛みと張りが出てきたというケースです。

 

ちなみにバストが硬くなるのはシリコンバックが硬くなるわけではなく、カプセル拘縮といって周囲の被膜がカチカチになってしまうという事です。

 

残念ながら一度硬くなってしまった胸は、どんなにマッサージをしても柔らかくなることはないため、バッグを抜去するしか方法がありません。

 

ただ、ここで注意しなければいけないのが、抜去しただけだとその硬くなった被膜は残存したままなので、クレーターのように凹んだバストになってしまうということです。

 

本日紹介する方も8年前にシリコンバックを挿入。6年前から左バストに硬さが出てきたため毎日自分でマッサージをしていたそうです。

 

しかし、最近になって腫れと痛みが出てきたため、急いで当院に来院されたという事でした。

 

診察すると確かに左バストは腫れあがり、エコーで診察するとシリコンバックは破れ、周囲に血腫が溜まっている状態でした。

 

かなり強くマッサージをされたのだと思います。

 

54歳 女性

 

左のシリコンバック抜去前           抜去後

バッグ除去 カプセル拘縮 破損 画像豊胸手術 バッグ除去 画像

 

破れたシリコンバックと一緒に内部にたまった血腫も出てきましたのできれいに洗浄しています。

 

このままではいびつな形になってしまうので、この後にコンデンスリッチ豊胸で再建しました。

 

術前                     術後

豊胸手術 バッグ除去 ブログ 画像バッグ除去 同時 脂肪注入 画像

 

大きさも変わらず自然なバストに仕上げることが出来ました。

 

何よりも術前にあった痛みと腫れが治ったことにとても喜んで頂けました。