生理食塩水バッグやシリコンバッグが破損し、中身が完全に吸収されてしまい、バッグの皮だけが残っている状態は、抜去が最も困難なケースです。

 

ほとんどの場合、こういった場合は乳輪や乳房下を切開し抜去します。

 

ただ、当院へ来られる方はどうしても、胸に傷が出来るのは嫌なので脇の切開で取りたいと希望される方が多いので、何とか脇から取り出しをしています。

 

こういった状態です。

 

右側のバックが破損

シリコンバッグ抜去

 

右側のバックが完全に破れている状態

シリコンバッグ抜去

 

この状態のバッグを確実に、しかも脇から取り出すには、必ず事前にエコーでバッグの位置を確認してイメージをすることが重要です。

 

乳輪や乳房下切開に比べて脇からの抜去は難易度が高くなり、少し時間もかかりますが、胸に傷が出来ないので非常に喜んでもらえます。

 

ただ、あくまでももっと早い段階で受診してもらう事が大切です。

 

バッグが破れているかな?と自分で思って来院する方のほとんどが実際に破損しています。

 

思い当たる節のある方は放っておいても悪化する一方ですし、手術も難しくなってしまうので早めに受診するようにお願いします。